ファクタリング 審査

ファクタリング 審査 | フリーランス向けの柔軟な審査

将来債権を売却して手元資金にできるのがファクタリング。
資金を先出するファクタリング会社にとってはリスクがある。
だから、銀行からの借入と同様に審査がある。
そして、法人と比べてフリーランスは信用度が低く審査は不利な傾向にある。
だからこそ、フリーランス諸君は、審査を通過する為に色々工夫する必要がある。
ここでは、そんなフリーランスがファクタリングの審査を通過する為のコツを紹介していく。

ファクタリング審査 3つのポイント

ファクタリングの審査で重要視される三つのポイント

  1. 申込者本人の信用度
  2. 売掛先の信用度
  3. 事業資金の動き

金融機関の審査との違いや傾向などを解説していきたいと思います。

申込者本人の信用度

ファクタリング会社は金融機関ではない為、CIC等の信用情報機関は参照できません。
その為、金融ブラックでも審査通過できることが多いです。
しかし、CICのファクタリング版ともいえる「JFIC(日本ファクタリング信用情報機関)」で、過去のファクタリング契約における事故歴は審査に影響する場合が多いです。

売掛先の信用度

誰もが知っている大手企業が売掛先であれば有利な審査結果が期待できます!
売掛先が大手企業(例:トヨタ)なら、ファクタリング会社が信用度を高く評価し、審査がスムーズに進む場合が多いです。一方、中小企業だと追加書類が必要になることもありますが、売掛先の支払実績が良ければ通る可能性も十分あります。

その際、重要なのは、いかに取引の実態を証明できるかどうかです。
買取対象の請求書と共に、売掛先が発行した注文書や発注書、また、業務に直接関わる資料や、担当者の名刺などがあるようなら、申込時に一緒に提出すると良い審査結果が得られる可能性を高めることができます。

事業資金の動き

ファクタリング契約の際、必ず提出を求められるのが銀行口座の入出金履歴です。
入出金履歴からは事業資金の流れを確認されて審査の参考にされます。
ここで重要なのは隠さないことです。
事務所家賃や光熱費、場合によっては他社ファクタリング会社との契約で生じた入出金など、お金のあらゆる動きが分かるように提出しましょう。
悪い例としては、意図的に入出金履歴を一部欠落させて提出したり、資金の大部分を引き落としして現金で保有したりしている場合、不確かな資金の動きがあるという判断をされ、審査に悪い影響が出てしまいます。

ファクタリングの審査における柔軟性

もしも、ファクタリングの審査で信用度が低いと判断されても審査を通過できる場合も多くあります。
ファクタリング会社は、金融機関と違って画一的な審査ではなく、それぞれが独自の審査基準を設けている為、もしも、担当者とやり取りできるタイミングがあるならば、事業の現状を事実のまま伝えたうえで、将来性があることをしっかり伝えることができれば、評価に加点をすることができて審査に有利です。

審査前に事業の内情をしっかり伝えよう

申込者自身の信用度でお金を貸す金融業と違って、既に発行されている請求書(将来債権)を買い取るという仕組みのファクタリングでは、事業の内情を理解してもらうことでお金を先出しても大丈夫という判断を勝ち取れることが多いのです。

ファクタリング会社は、全ての事業を把握しているわけじゃありません。
むしろ、他事業の内情を全く知らずに審査している場合も多いです。
その為、誰よりも詳しく事業の内情を知っている、あなた本人がファクタリング会社に情報を伝えて、資金が必要な事情を説明したり、この資金を得ることで、どんな報酬を得られるか説明すること。
また、売掛先との関係性の深さや、今までの実績などを紹介することで審査通過率を高めることができます。
ある意味、投資家に対してプレゼンするような意識だと良いかもしれません。

ネガティブな情報ほど先に伝えること

あと、後ろめたい情報がある場合。
例えば、債務整理や自己破産などの金融事故歴がある場合などは、できるだけ、申込時に伝えた方が良いです。
結局バレてしまった時、本人からの事情説明がなければ、額面通りに審査結果に悪影響を及ぼしてしまいます。
あえて、後ろめたい情報は自分から伝えてしまい事情説明の機会を得た方が審査を有利に進められる場合が多いです。

申し込みから結果までの流れ

ファクタリングを利用する時の流れを説明します。
それぞれのファクタリング会社によっても変わってくるから確認する必要があるけど、だいたい同じ感じです。

1 申し込み

買い取って欲しい請求書と本人確認書は必須。
他に、ファクタリング会社から求められる資料がある場合は可能な範囲で提出しよう。

2 査定

申し込み時に提出した資料をもとに、ファクタリング会社が査定をします。
査定時に面談や電話での本人確認が必要な場合があったりもします。

3 審査結果

提出した請求書の買取額や手数料などの内容を記した査定結果が届きます。
査定結果が満足できる内容であれば、資金調達まで後少し!

4 契約手続き

ファクタリング契約の手続きをします。
クラウドサインなどのオンライン契約ができるファクタリング会社もあれば、書面での記名捺印が必要な場合も、ファクタリング会社によってやや違いはあるけど、契約書の内容はしっかりとチェックしようね!

5 入金

売却した将来債権相当の金額が入金されます。
売掛先から入金があったら、ファクタリング会社に支払わないといけないので注意です。

6 支払い

売掛先(請求先)から入金があったら、即座にファクタリング会社に支払いをしましょう。
入金があったら、くれぐれも他の用途に使わずすぐにファクタリング会社に支払いましょう!
※期日までに支払わないと契約違反になってしまいます!

フリーランスでも審査が通るファクタリング会社

法人じゃないとそもそも申し込みできないファクタリング会社も多いのですが、ここ最近はフリーランスで活動する方にも理解があるファクタリング会社が増えています。
下記に、フリーランスの審査通過率が高いおすすめのファクタリング会社を紹介していますので参考にしてみてください。