ファクタリング 手数料

ファクタリング 手数料 | フリーランスのコスト管理

手数料の重要性とフリーランスの関心。
ファクタリング契約手数料は一概にいえませんが10%〜25%位の手数料が相場。
特に、フリーランスは信用度が低いと判断されてしまい割高な手数料を提示されることも…。
しかし、何度か利用することで信用度が高まり手数料が下がることもあるし、売掛先が大企業ならばフリーランスでも低い手数料で利用できることもあります。
ファクタリングを使ううえで避けては通れない「手数料」について説明します。

手数料の計算方法

100万円の請求書を10%の手数料でファクタリング契約した場合。
100万円から手数料の10万円(10%)を差し引いた90万円しか受け取れません。

金融機関によるキャッシングの年利が15〜18%程度が相場だそうですが、これは年利。
たった1ヶ月で10%以上かかるファクタリングの手数料は割高と言わざるを得ません。

更にファクタリング会社によっては20%以上の手数料を提示してくる場合も多いです。
契約時はしっかり手数料をチェックするようにしましょう。

それぞれの手数料による比較

100万円の売掛金をファクタリングすることを想定したシミュレーションです。
手数料によって、どのくらい受け取れるお金に違いが出るかを知っておいてください。

10%の手数料で契約した場合

A 買取額面金額100万円
B ファクタリング手数料10万円(※Aの10%)
C 契約時に受取れるお金90万円

15%の手数料で契約した場合

A 買取額面金額100万円
B ファクタリング手数料15万円(※Aの15%)
C 契約時に受取れるお金85万円

20%の手数料で契約した場合

A 買取額面金額100万円
B ファクタリング手数料20万円(※Aの20%)
C 契約時に受取れるお金80万円

25%の手数料で契約した場合

A 買取額面金額100万円
B ファクタリング手数料25万円(※Aの25%)
C 契約時に受取れるお金75万円

…どうでしょうか?
手数料10%と手数料25%の場合では、受け取れる金額に15万円もの開きがありますね。

特に、フリーランスの場合は、申込者本人の信用度で不利な為、
高めの手数料となってしまう場合が多いので、くれぐれもご利用時には注意が必要です。

コスト管理にファクタリング手数料を織り込んで

ファクタリングの手数料は金融機関からの借入に比べてとても割高です。
だから、契約時には自身の事業計画にそのコストを織り込む必要があります。

日頃から仕事にかかる経費は計算していることと思います。

プログラマーであれば、自分だけでは賄えない時に一部の業務を委託する為の「外注費」。
電気光熱費やパソコンなどの端末代。
そして、自分自身の人工数も忘れてはいけませんね。

それら各種経費と同じく、ファクタリング手数料を事業経費として利益計算をしましょう。

ファクタリング手数料が20%、もともとの利益率が20%だったら利益は残りません。

冷静に計算すれば当たり前ですが、大きな売上が期待できる案件を受注すると、思わず舞い上がってしまって、とにかく賄えればいいや…というような安易な考えでファクタリングを利用してしまう人も多いように思います。

売上が入金された時にガッカリしないよう、しっかり事前に計算しておくようにしましょう。

手数料確認から契約まで。

一律で手数料を定められているファクタリング会社もありますが、
多くの場合、申し込みをした後に査定結果として見積もりが提示されます。

もちろん、見積もりが希望に沿わなければ断ったって大丈夫です。

断っても、ファクタリング会社は心象を悪くしないし、次回利用時の審査が不利になることもありません。

逆に、あまりにも割高な手数料なのに躊躇なく契約しようとする方が、ファクタリング会社の中の人的には不安になったりするものです。

また、見積もりが提示されてから、申込みをする迄にはある程度の猶予期間があることが多いので、見積もりにある手数料をしっかりとコストとして織り込んで、事業として採算があうかどうかを見極めてから契約するようにしましょう。

手数料を安くする為に

ファクタリングの手数料は、ファクタリング会社の裁量で決まります。
契約する会社によって大きく変わるものですから、忙しいし面倒だとは思うけど、複数のファクタリング会社に申し込みをして相見積もりをするようにしましょう。

フリーランスでも手数料が安いファクタリング会社を下記にてチェックしてみてください。